2017年02月19日

ビッグデータ・ベースボール

2013年に,大幅にデータを取り入れることで躍進したピッツバーグ・パイレーツの物語である.この時すでに「マネーボール」が出版されて10年になる.この時点でMLBは恐らく2017年のNPBよりもデータが充実しまた重視されていたと思われる.

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不動産男子のワケあり物件

引っ越した時期だったので軽い気持ちで読んだライトノベルだったが,内容はやはりライトだった.
どこかで見たことあるようなキャラクターたちが予想通りの展開で物語を進めていく.
暇つぶしにはなるが読んでどうこう思う何かではない.
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長考力

佐藤康光の将棋が好きで,何故かと言うと定跡を外すことに抵抗が無く力戦に持ち込んでは腕力でねじ伏せるみたいな形が多いからだ.
本人曰く,棋風が噛み合わない相手として,深浦,三浦の名前が出て来る.だが谷川とも羽生とも噛み合わないし,かと言って森内渡辺とも噛み合わない.辛うじて郷田とは噛み合う.…あなたがおかしいだけでは.
というわけでそういうわけのわからない人が普段何を考えているのかを知れる機会だと思って読んだ.
まあ,本人は普通にしているつもりのようで,内容がそれほど目新しいわけではなかったが(面白くはあった).
ところで,後書きには2011/3/11に何があったかと,それからどうしたかの話が書いてある.
何のために将棋を指すのか,佐藤康光なりの回答が書いてある.
この本を買う前の自分に会う機会があれば強く推薦するだろう.
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4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編

ボールゲームのゾーンディフェンスなんて理屈は大体一緒だろと思うが,サッカーはオフサイドがあるので他のスポーツのゾーンディフェンスと完全に一緒と捉えてはいけないのかなとは思った.
近年では442を破るための433ゼロトップやら361ないし541やらが生まれ続けているが,442の側もアトレティコの
4420みたいにコレクティブさを増して対抗していて,中々トレンドを追いきれない部分がある.
まあそれでも,最もバランス良くピッチに人を配置していて基本となるのは442なので,その守備のメカニズムを知っておくことに意味はあるのだろう.
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クロックワーク・ロケット

イーガン.
白熱光にちょっと似ている.ただしあれは既知の世界の物理法則を人ならざる存在が再発見するという物語であったが,今回は我々の世界とは異なる物理法則を人ならざる存在が発見している.
正直に言って,物理的な部分は読んでいても全然わからなかった.訳文だから,というわけでもないだろう.教科書だと思って図を描きながら丹念に読めばわかるのだろうが,そんな読み方したくないし,移動中とかに読む場合はできない.
科学技術それだけでなく,科学者と性差というか強い性と弱い性についての問題が書かれていて「所有せざる人々」との関連を考えざるを得ない.
一応今作でも完結しているが,三部作なので物語全体の終わりはまだ見えない.流石に現時点で評価を固めるのは無理.
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真紅の碑文 上・下

上田早夕里の華竜の宮が良かったので続編とあらば読まざるを得なかった.
遺伝子組換え技術が発達しすぎて人間なのかどうかわからなくなった存在と人間の立場にとどまっている存在との相克の物語.
異種間コミュニケーションは人間側あるいは非人間側が来訪者である場合も多いが(前者の場合は異世界物と呼ぶこともあろうか),今作のように非人間側が人間側の被創造者である場合もままあって,産んだ側の苦しみと責任や産まれた側の葛藤と受容などこの設定ならではのテーマで話を持って行けて良かった.
また,女性作家にありがちな(男性作家もやるが)湿っぽいというかネチョネチョした恋愛描写がなく,それでいて連帯とか絆とかいった話が無いわけでもなく,心地よく読めたことも記録しておきたい.
できれば別テーマで長編SFを書いて欲しいんだが,出てたっけ?
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2017年02月05日

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上・下

第二次大戦で枢軸国が勝っていたら,というのは佐藤大輔を持ち出すまでもなくディックの「高い城の男」のように古典的なテーマである.これを現代風に焼き直すとどうなるのか.

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戦闘機と空中戦の100年史

前に「個々の事例を知っているのと通底する歴史を知っているのでは雲泥の差だ」という主旨のことを書いた記憶があるが,これもそれ.
ヒコーキが好きなのも戦闘機が好きなのも空中戦が好きなのも男の子の特徴なのでしょうがないね.
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天冥の標IX

正直に言って惰性で読んでいる面は無くはない.
物語的な結末はこれからなので,特に何も言うことがない.新たなSF的なガジェットが出てくるわけでもないし.
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航空宇宙軍史完全版2

だから旧版との差分なんて覚えてるわけないだろいい加減にしろ.
それはともかく航空宇宙軍史シリーズの中でも今回一冊にまとめられたこの二本の短編集は実に傑作なので,1+1が2を超えていて読んでいてとても楽しいのであった.中でも軍記物として純粋に傑作と言える「土砂降り戦隊」や少しコミカルなSFとして傑作な「孤独なソクラテス」などが収録された「火星鉄道一九」は谷甲州史上最高傑作かもしれない.
短編集としてのまとまりは「巡洋艦サラマンダー」が勝るだろうが,こちらはやや航空宇宙軍の歴史を描くことに焦点が移っており,シリーズの中での価値はともかく単体での価値においては「火星鉄道一九」に軍配が上がるだろう.次点か,と言われるとこの先に続くシリーズの中にもいくつか見るべきものがあるので断言は出来ないが.
posted by terarorz at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする