2017年02月05日

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上・下

第二次大戦で枢軸国が勝っていたら,というのは佐藤大輔を持ち出すまでもなくディックの「高い城の男」のように古典的なテーマである.これを現代風に焼き直すとどうなるのか.

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戦闘機と空中戦の100年史

前に「個々の事例を知っているのと通底する歴史を知っているのでは雲泥の差だ」という主旨のことを書いた記憶があるが,これもそれ.
ヒコーキが好きなのも戦闘機が好きなのも空中戦が好きなのも男の子の特徴なのでしょうがないね.
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天冥の標IX

正直に言って惰性で読んでいる面は無くはない.
物語的な結末はこれからなので,特に何も言うことがない.新たなSF的なガジェットが出てくるわけでもないし.
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航空宇宙軍史完全版2

だから旧版との差分なんて覚えてるわけないだろいい加減にしろ.
それはともかく航空宇宙軍史シリーズの中でも今回一冊にまとめられたこの二本の短編集は実に傑作なので,1+1が2を超えていて読んでいてとても楽しいのであった.中でも軍記物として純粋に傑作と言える「土砂降り戦隊」や少しコミカルなSFとして傑作な「孤独なソクラテス」などが収録された「火星鉄道一九」は谷甲州史上最高傑作かもしれない.
短編集としてのまとまりは「巡洋艦サラマンダー」が勝るだろうが,こちらはやや航空宇宙軍の歴史を描くことに焦点が移っており,シリーズの中での価値はともかく単体での価値においては「火星鉄道一九」に軍配が上がるだろう.次点か,と言われるとこの先に続くシリーズの中にもいくつか見るべきものがあるので断言は出来ないが.
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マスカレード・ミラージュ

いつもの秘封倶楽部.学園祭ということで楽しそうで何よりです.
こころちゃんすき.
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所有せざる人々

これ初版1986年とかマジかよ

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狼と羊皮紙

コルとミューリで狼と香辛料やってみました的な.

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マグダラで眠れVIII

この話のヒロインはクースラなのでは・・・?

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狼と香辛料XVIII

5年ぶりの新刊とか言われても,もうホロとロレンス(とコルとエーブと以下略)はこちらの頭のなかに棲みついてるので何ら違和感なく読み始められるのである.
舞台が旅の荷馬車から温泉旅館に変わって,ミューリという登場人物が増えて,行商にまつわる激動の人生が温泉旅館という安定した世界に変わっても,やってることはそんなに変わってないなという感じ.物語の見せ方は大きく変わってもキャラクター性はもう変わらない.そういう意味で番外編でしかない.
まあ,もう,新たな物語をこのキャラクターで提示してくれとは思っていないから良いんだけど.
そうだ,こういうのを日常系というのか.
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2017年01月22日

遙かなる星

お前,本当に佐藤大輔好きだな.

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粉飾の論理

ある時期に立て続けに粉飾決済の本を読んだ内の一冊.
題材はライブドア,カネボウ,メディア・リンクス,か.
取材力はあるのだろうが,文章力というか組み立てに問題があり,論旨がよくわからないところが多かった.個人的には同時期に読んだ東芝の粉飾決済の本が良かっただけに差が際立ってしまった.
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天冥の標IX-1

実質的にはXIIIの続きでありもはや10分冊という当初の目標からは随分と外れているように思われるが.
物語全体の謎という謎はだいぶ収束してきてあとはどう風呂敷をたたむかという範疇に来ているので,その歩みがゆったりとしていても見守ってあげるくらいの心の広さがないと,このシリーズを最後まで追いかけるのは難しいかもしれない.
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切磋琢磨するアメリカの科学者たち

仕事の一環として読んだのか趣味なのかはもはや分かちがたいところだ.
日本における研究者の生活が一般人にはほとんど知られていないのと同様に,アメリカにおける研究者の生活は日本の研究者にとってすら想像できないところがある.本書は日米どちらも経験した研究者による二つの環境の比較なので少なくとも日本の研究者には分かりやすい.
全体としてのシステムは日本もアメリカもそう変わるところは無い.しかし実際の運用の細かな差がシステム全体としての効率性あるいは成果にこれほど効いてくるのかと暗澹たる思いに囚われる.公平にやる,透明にやる,そのためには膨大な人的資源が必要でそれが確保できないために結局運用の差も埋まらないのだろう.トータルの資金でも負けている上に効率性でも負けたらもうどうにもならない.
読むと悲しい気持ちになるが,読んでおくことに意味はあった.
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書くことについて

スティーヴン・キングを何故読もうと思ったのかはわからないが気がついたら何故か家にあったので読まざるを得なかった.そしてその幸運にとても感謝したい.

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昭和16年夏の敗戦

2016年から2017年にかけての築地市場の移転問題にまつわる各種報道を見ているだけでも,事実に基づいて思考するのがいかに難しいかが明らかになる.小池百合子はアジテーターだがそうした実際的な能力を欠き,都政を暗礁に乗り上げさせたまま漫然と時を過ごしている.その前の舛添要一も器の小ささではいい勝負だったが,トラブルを自分から起こさないという点では小池百合子には勝っていた.そしてその前の猪瀬直樹は,両者の中間くらいだろうか.
時計の針を戻して昭和16年の日本を考えてみると,当時日本で入手可能だった情報のどこをどう総合しても日本がアメリカに戦争を仕掛けて勝てるという要素はない.あの開戦の時点で詰みだった.あそこに入り込んではいけないのだ.本作はその,昭和16年の段階で若手将校や民間人を集めて対米戦のシミュレーションをやってボコボコにされたという話をネタにした,猪瀬直樹の著作である.当時もまた,戦えば負けるという結論を上層部は受け入れなかった.そしてアメリカに戦争を仕掛けてしまい実際にボロボロに負けた.事実に基づいた判断ができなかった.
70年以上の年月が経ったも日本人は大して進歩していないようだ.
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肥料になった鉱物の物語

元素変換が実用化されていない現在においてまで,窒素リン酸カリウムという肥料の三大要素はほぼ鉱石からの採取によって成り立っている.これら肥料の量が収穫量を決定し,人口を決定し,即ち国力を決定するので,鉱石の争奪戦は非常に重要であった.そうでなくなるのは,20世紀に入ってハーバー・ボッシュ法が確立されてからである.
という話を復習し細部を理解した,はずだ.もうあまり具体的な内容については覚えていないのだが,しかしそうだとするとこの本を読んだ意味はどこに.
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人間を愛する妖

本シリーズの総括は先の2015年の総括に書いてしまったが,実は最終巻はこっちで,2016年に読んだのだった.記憶が混ざってしまった.まあ書き直すのも面倒だから特に何も書かないが.
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航空宇宙軍史完全版1

最近Kindleで旧版を買ったばかりなのにこっちの文庫版も買ってしまった.加筆修正もあるだろうが,単に読み直すのとあまり変わらない体験だった.
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2017年01月21日

2015年総括

前回の記事が1年ぶりだったと気付いて過去ログを読んでみたら,2015年の総括を2016年中にやろうと思っていたのをすっかり忘れていたことに気がついた.
よって今からやる.
候補作品は40冊.試験的に漫画を取り入れようかと思ったが,記録が残ってないので却下.2017年からやろう.

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2016年01月02日

常磐線中心主義(ジョーバンセントリズム)

茨城県と言われてどんなイメージかと言われれれば,グンマーなどと莫迦にされる群馬よりもさらに見下されながら話題にも上らない県,であろうか.真に地味であると話題にならないのである.
では,東北線,中央線,東海道線,総武線,常磐線の中で最も格が劣るのはどれであろうか.やはり常磐線ではないだろうか.実際,民度はとても低い.
その常磐線のいくつかの駅とその周辺にスポットを当て,それらの抱えるテーマについて述べた社会分析の文献である.ただ茨城県と常磐線を莫迦にするための娯楽本ではなかった.
各テーマに語ることによって常磐線という文化圏の特色を浮かび上がらせるという狙いについてはあまり成功しているとは思えないが,それは現在の常磐線沿線(特に福島県や茨城県の太平洋側と柏)が原発事故というテーマと切っても切れない関係にあるからで,そして各著者がそれを副主題として意識していることが見え隠れするからである.正直に言って論述としては失敗していて,2つの論文に分けなさいと諭したくなるところだが,まあ複雑な現状を丸呑みするのも単行本としては良いのかもしれない.

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posted by terarorz at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする