2017年02月19日

2016年総括

流石に30を切った中からベストについて云々するのは烏滸がましいというかなんというか.

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posted by terarorz at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最後にして最初のアイドル

悪くはなかったが良くもなかったというか.
笑った箇所が無いと言えば嘘になるが.

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posted by terarorz at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不屈の棋士

人間とコンピュータソフトではどっちが将棋が強いのかという問題はすでに解決されて,人間の方が弱い.
そこで人間が将棋を続ける意味とは何なのかという問いに対してきちんと答える棋士はあまり多くない.
まあ,別に証言集だからこれで良いのだと思うが.
なおこの後で渡辺による三浦への不当な濡れ衣という問題が発生し,そこにソフト問題が絡んでいたことから,現在の思考で当時の読後感を振り返ることは不可能に近い.
逆に,今の見方で読み返せば面白いかもしれない.
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東芝 粉飾の原点

東芝とかいうバカでかい重電企業が債務超過の危機にある.東芝からも2016年の半ば(だったかな)に粉飾決済の話は出ていた.純資産1兆2千億に対して粉飾額が7000億あったこと.そして2017年になって,ウエスチングハウスの側で5000億くらいの赤字が出ていることを認めた.後者が4999億だったことから考えて,それより多い額を不当に低く出しているのはまず間違いない.2017年2月の段階では,少なくとも12月の段階で債務超過状態にありその後回復するという見込みも会計監査人からのお墨付きなしという状態であることがわかっている.国や銀行がどれだけ資金を投入するかは分からないが,恐らく数年後には無くなっているだろう.
2015年の段階でそれを指摘していたのが日経ビジネス誌であった.粉飾決済が積み重なって凄まじい赤字があること,そしてウエスチングハウスの買収が大失敗であること,どちらもだ.本書はその顛末と,それを明らかにした取材の記録である.特に,個々の社員による生々しい内部告発の文章は強烈だ.恐らく強力であろう東芝の法務部門と戦うことになっても勝つという自信があって出したのだ.珠玉と言って良い.

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ビッグデータ・ベースボール

2013年に,大幅にデータを取り入れることで躍進したピッツバーグ・パイレーツの物語である.この時すでに「マネーボール」が出版されて10年になる.この時点でMLBは恐らく2017年のNPBよりもデータが充実しまた重視されていたと思われる.

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posted by terarorz at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不動産男子のワケあり物件

引っ越した時期だったので軽い気持ちで読んだライトノベルだったが,内容はやはりライトだった.
どこかで見たことあるようなキャラクターたちが予想通りの展開で物語を進めていく.
暇つぶしにはなるが読んでどうこう思う何かではない.
posted by terarorz at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長考力

佐藤康光の将棋が好きで,何故かと言うと定跡を外すことに抵抗が無く力戦に持ち込んでは腕力でねじ伏せるみたいな形が多いからだ.
本人曰く,棋風が噛み合わない相手として,深浦,三浦の名前が出て来る.だが谷川とも羽生とも噛み合わないし,かと言って森内渡辺とも噛み合わない.辛うじて郷田とは噛み合う.…あなたがおかしいだけでは.
というわけでそういうわけのわからない人が普段何を考えているのかを知れる機会だと思って読んだ.
まあ,本人は普通にしているつもりのようで,内容がそれほど目新しいわけではなかったが(面白くはあった).
ところで,後書きには2011/3/11に何があったかと,それからどうしたかの話が書いてある.
何のために将棋を指すのか,佐藤康光なりの回答が書いてある.
この本を買う前の自分に会う機会があれば強く推薦するだろう.
posted by terarorz at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編

ボールゲームのゾーンディフェンスなんて理屈は大体一緒だろと思うが,サッカーはオフサイドがあるので他のスポーツのゾーンディフェンスと完全に一緒と捉えてはいけないのかなとは思った.
近年では442を破るための433ゼロトップやら361ないし541やらが生まれ続けているが,442の側もアトレティコの
4420みたいにコレクティブさを増して対抗していて,中々トレンドを追いきれない部分がある.
まあそれでも,最もバランス良くピッチに人を配置していて基本となるのは442なので,その守備のメカニズムを知っておくことに意味はあるのだろう.
posted by terarorz at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クロックワーク・ロケット

イーガン.
白熱光にちょっと似ている.ただしあれは既知の世界の物理法則を人ならざる存在が再発見するという物語であったが,今回は我々の世界とは異なる物理法則を人ならざる存在が発見している.
正直に言って,物理的な部分は読んでいても全然わからなかった.訳文だから,というわけでもないだろう.教科書だと思って図を描きながら丹念に読めばわかるのだろうが,そんな読み方したくないし,移動中とかに読む場合はできない.
科学技術それだけでなく,科学者と性差というか強い性と弱い性についての問題が書かれていて「所有せざる人々」との関連を考えざるを得ない.
一応今作でも完結しているが,三部作なので物語全体の終わりはまだ見えない.流石に現時点で評価を固めるのは無理.
posted by terarorz at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真紅の碑文 上・下

上田早夕里の華竜の宮が良かったので続編とあらば読まざるを得なかった.
遺伝子組換え技術が発達しすぎて人間なのかどうかわからなくなった存在と人間の立場にとどまっている存在との相克の物語.
異種間コミュニケーションは人間側あるいは非人間側が来訪者である場合も多いが(前者の場合は異世界物と呼ぶこともあろうか),今作のように非人間側が人間側の被創造者である場合もままあって,産んだ側の苦しみと責任や産まれた側の葛藤と受容などこの設定ならではのテーマで話を持って行けて良かった.
また,女性作家にありがちな(男性作家もやるが)湿っぽいというかネチョネチョした恋愛描写がなく,それでいて連帯とか絆とかいった話が無いわけでもなく,心地よく読めたことも記録しておきたい.
できれば別テーマで長編SFを書いて欲しいんだが,出てたっけ?
posted by terarorz at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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